2024年07月14日(日)

今日は

まごっぴが泊りに来る予定だった。
ほんとは、主人と京都にお泊りに行くつもりだったけど、彼が来るのでキャンセル。

しかし、昨日まごっぴからライン電話。
「婆、げぼした」
娘曰く、朝からお腹痛くて嘔吐していると。
彼は、おしゃべりしてくれるけど、げっそりしてしんどそう。

OS1ひとくちにしてもげぼらしい。
五苓散座薬もいれたらしいが.....。

「五苓散OS1をちびちび、なめたらいいよ」というと、
まごっぴ曰く「わかった」

画面の向こうで、五苓散入りOS1ひとさじを、舌でぺろぺろ。
決して飲まない。

「いっぱいねんねしたら、よくなるからねんねしとき」
「わかった」といって、大人しくベッドに眠りにいった。

そして、今日の朝。
まだ顔はしんどそうだけど、元気にお話してくれた。
「もう、げぼしてない。
だけど、大阪は遠いからいけない」

朝からおうどんを少しだけ、やっと食べれたらしい。
「17番と99番飲んでね」
「もう飲んだよ!」

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彼が来るから、色々準備していたのだけど。
他にも縁日ごっこに花火。
だけど、無理するのはよくないし、今はビデオ通話があるので、いつでも会えるね。

Posted by さかざきひろみ at 19時32分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2024年07月13日(土)

お口あーん [クリニック情報]

1歳の○○ちゃん。
診察室に入って、私の顔をみるなり、まずお口をあーん。
「もしもしからね」と言って、聴診器で音を聞いているときも、私と目があうと、また口をあける。

診察のとき「お口あーん」って、繰り返してたのを覚えてくれたのね。
○○ちゃんは、ばいばいっていったあとも、私と目が合うと口を開けていた。
私の顔=「お口あーん」
ほんとに可愛い。

2歳の○○くん。
診察室に、Tシャツを手であげながら入ってくる。
そして、椅子に座ると、服をあげて、おなかを見せてくれる。

この子は、もしもしのとき、お洋服を上げるのを覚えててくれたのね。

だけど、お口あーんや診察をとっても嫌がるお子さんも多い。
無理に舌圧子で、口をあけて喉をみたことが、とっても嫌な経験として残っているから仕方ない。

上手にお口をあけたら、ライトだけで、舌圧子はいらない。
口をあけてくれても、舌を下げないと喉はみえない。
「あー」って大きな声をだしたら、のどが見えるのだけど、なかなかコツをつかむまでは難しい。

だけど、一度舌圧子なしで、喉をみせれたら、辛くないことがわかって、次から大丈夫。
そこまでが、時間がかかることも多いけど、なぜか突然できるようになる。
それが、お子さんたちの成長かな。

外来では、インフルエンザは下火に。
新型コロナが増えてきた。
小さいお子さんたちの高熱は手足口病が多い。
大きなお子さんたちの長く続く発熱と咳はマイコプラズマ。

7月になって、お熱の方がとっても多い。

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Posted by さかざきひろみ at 19時16分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2024年07月11日(木)

梅雨の漢方 [漢方薬]

梅雨時は、身体がむくみ重だるくなりやすい。
他にも、頭痛やめまい、はきけなどの症状があったり、なんとなく不調をおこしやすい。

東洋医学では水毒の状態。

水毒のある人の舌は、舌の辺縁に歯の痕がついて(歯痕舌)、舌が浮腫んで大きくなっていることが多い(胖大舌)。
また、お腹の所見で、腹部大動脈の拍動がよくふれる(臍上悸)、胃のところをたたくと、ちゃぽちゃぽ音がする(胃内停水)などが見られることがある。

漢方薬ではP五苓散が大活躍。
先日のオンライン勉強会でも、各クリニックで五苓散を処方する頻度が増えるらしい。

ある先生は、梅雨の朝には、五苓散を2包内服するとのこと。

五苓散は、身体の水のバランスを調整するくすりで利水剤ともいう。
利尿剤は脱水があっても尿量を増やすが利水剤は、脱水の場合は尿をださない。身体の中の水の分布を調整してくれる。

利水剤として有名なのは、
㊴苓桂朮甘湯:水のバランスをよくするだけでなく、精神安定作用もある。パニックなどにも処方される。
㉚真武湯:全身の冷えがあるタイプで下痢しやすい。
 床にすいこまれそうなめまい。
㊲半夏白朮天麻湯:胃腸が弱く虚弱タイプ
  補中益気湯が効く人で、頭痛やめまいがあるタイプに
㊵猪苓湯:頻尿など尿トラブルがある場合 
㉛呉茱萸湯:片頭痛によく処方されるが、とってもまずい。
五苓散が無効で、胃腸虚弱で冷えが強いとき
㊸六君子湯:胃もたれと冷え、食欲不振
㉓当帰芍薬散:血のめぐりが悪い(血虚)と水毒タイプ
R小青竜湯:鼻水も水毒。鼻水が多く湿った咳をしている場合に。

ちなみにめまいの名言で、
『立てば苓桂、回れば沢瀉、歩くめまいは真武湯』
立ちくらみには「苓桂朮甘湯」を、天井がグルグル回るようなめまいには「沢瀉湯」を、そして歩行時のフワフワ感には「真武湯」。
沢瀉湯というのは、エキス剤にないので、五苓散で代用。

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Posted by さかざきひろみ at 18時52分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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