2025年03月18日(火)

73番 柴陥湯 [漢方製剤]

さいかんとう

咳がひどいときの漢方薬。
私も咳がでてひどくなりそうなときは必ず飲んでいる。

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こじれた感染症に有効な抗炎症作用のある小柴胡湯(しょうさいことう)に小陥胸湯(しょうかんきょうとう)を加えたもの。
小陥胸湯はエキス剤にないけれど、胸がつかえている時の薬。
黄連が入っているので、これも抗炎症作用がある。
また、括楼仁(かろうにん)は、咳止め効果。

イメージは、経過の長い咳で、胸痛もあるタイプ。
以前、咳をしすぎて肋骨骨折もある方に処方して、著効したことがある。
千福先生は、咳喘息にとても有効と話されていた。
もちろん西洋薬との併用だけど、西洋薬でいまいちのときに併用する。

ただ、黄連が含まれるので、とっても苦いのが欠点。

柴陥湯+麦門冬湯、
柴陥湯+五虎湯など、色々組み合わせもOK。

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Posted by さかざきひろみ at 19時10分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2025年03月16日(日)

31年、お疲れ様でした!

昨日は、主人の定年記念祝賀会。
尼崎総合医療センター小児循環器科でなんと31年。
最後まで、お疲れ様!

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主人と一緒にお仕事をしたOBの先生方、小児循環器科、循環器外科、循環器内科、小児科、小児外科、看護師さん、生理検査室のメンバー、約70名の方が参加してくださった。
こんなに多くの方が来てくださって、皆様のスピーチを聞いて、主人は皆さまに慕われていたのだとつくづく思った。

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私からも彼に花束贈呈と少しだけスピーチさせていただいた。
スタッフが3人の時代は、何と1年間で休みは1日だけ。
それ以外は、毎日病院に行っていた。
帰宅は0時をすぎて、朝は私と一緒に5時に起きる。
また、夏休みも全くとれない期間が続いたことも思い出す。

Evans腫瘍、心房細動、またメンタルの不調など色々辛いこともたくさんあった。
でもそんな状態でも仕事に打ち込む彼を私はとても尊敬していた。

だけど、さすがにメンタルがやられたときは、私も辞めるべきと思っていた。とても悩んでいたが、小児科部長に引きとめられて思いとどまった。

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最後の彼のスピーチで、
そのとき、辞めずに今日まで続けることができて、ほんとによかったと話していた。
そして、皆さまに感謝の言葉をたくさん述べていた。

彼は、小児循環器の仕事がとても好きだったんだなあ。

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各部署から記念品もたくさんいただいた。
激務だった彼に、ゆっくり休んでほしいとのことで、
リライブシャツ。これは、他の所でももらっていた。
さらに安眠できる枕。
好きな絵を描いてくださいと素敵な色鉛筆、電子聴診器などなど。
主人はとっても嬉しそう。
ほんとに皆さまありがとうございました。

31年間いっぱい病気したけど、最後は元気に退職まで続けることができてほんとによかった。
長い間お疲れ様!
これからは、ちゃんと睡眠がとれるはず。
一緒に楽しく余生を送ろうね。

Posted by さかざきひろみ at 17時45分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2025年03月15日(土)

外来状況 [クリニック情報]

今日はまた寒い。
暖かくなったり寒くなったり。
来週もまだ寒いらしい。
コートはいつ片づけられるのだろう。

外来では、ウイルス性胃腸炎の方が多い。
お子さんだけでなく、大人の方も多いらしい。
嘔吐だけ、嘔吐+下痢、嘔吐+下痢+熱、
または下痢と熱。
色々な症状がある。
とにかく、有効なお薬がないので、いかに少しずつ水分をとれるかどうかが大切。
お子さんは「喉が渇いた〜」といってごくごく飲むので、さらに嘔吐してしまう。
しかも、水やお茶は吐きやすい。

やはりOS1をひとさじずつが一番。
自宅になかったので、急遽、お塩+お砂糖+水で作ったママもいらっしゃった。

水500ml+砂糖10g+塩1.5gで作れる。
実際のOS1にはカリウム、マグネシウム、リンなども含まれる。
コンビニでは売ってないので、いざというときに購入しておいたほうがよいかも。

他には、花粉症の症状がひどくなったお子さんたち。
ちょうど、3月13日ぐらいから、目がパンパン、鼻がずるずる、鼻づまりがひどくなった人が多い。
お母さんも同じような症状でとっても辛そう。
抗アレルギー剤、目薬、点鼻薬、漢方薬などすべてを駆使して処方している。

あと、今週はいなかったけれど、水ぼうそうが増えている。
大阪市感染症情報でも増加傾向にある。

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1歳のときに、水痘ワクチンを2回では免疫がおちるのかもしれない。もちろん接種されている方はとても症状が軽いのだけど、もしかして、年長さんぐらいでもう一度接種したほうがよいのかもしれない。

さらにはしか。
海外渡航のあとに発症する方が多い。
ベトナムでは、南部で流行しており、都市部にも麻疹が増えているとのこと。
日本では、麻疹風疹ワクチンの限定出荷で接種したくてもなかなか接種できないお子さんたちがいる。
厚労省によると、定期接種の期間を2年間延長することが決まった。
当院では、1歳の方のワクチンはすぐに接種できるので1歳になればすぐに接種をお勧めしたい。

Posted by さかざきひろみ at 16時17分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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