2024年01月25日(木)

取材

先々週の木曜日に、大阪府保険医協会から取材をうけた。
保険医新聞1月25日号にアップされる。

私が、勝手にペラペラ話をするのを、ちゃんと原稿にして載せて頂いた。

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1時間ぐらいお話して、たくさんお写真も撮って頂いた。
原稿の校正をやりとりして、あっとう間に完成。
ありがとうございました。

白黒なのが少し残念。
ほんとはもっとカラフル。

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Posted by さかざきひろみ at 18時31分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2024年01月23日(火)

㊳当帰四逆加呉茱萸生姜湯 [漢方製剤]

とうきしぎゃくがごしゅゆしょうきょうとう。
なんと漢字ばかりで11文字。
パパ曰く、「こんな漢字がたくさん並んでいるので、漢方薬は難しく感じるし、とっつきにくい」とのこと。

覚えると簡単なのだけど。

手足が冷えてあちこち痛くなる人または、しもやけの特効薬。

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四逆というのは、手足が冷えるという意味。
身体をあたためる、当帰、呉茱萸、細辛がふくまれる。

当帰というのは、セリ科の植物。
身体を温める作用があり、血流を改善させてくれる。さらに、女性らしさをサポートする女性の味方の生薬。

呉茱萸はミカン科の植物。
とっても苦い。だけど、胃腸機能を改善して冷えをとってくれる。さらに鎮痛作用もある。

細辛も身体を温めて痛みをとる生薬。

また中に、桂枝湯がそのまま含まれる。

効能効果は、
手足の冷えを感じ、下肢が冷えると下肢または下腹部が痛くなりやすいものの次の諸症:しもやけ、頭痛、下腹部痛、腰痛。

苦くて飲みにくい薬だけど、しもやけがひどい5歳の女の子は、「苦いけど、これ飲んだら手が痛いのがなくなるから飲む」と言ってくれた。

今夜からとっても寒くなる。
身体を温める漢方をぜひ。

私は明日は、127麻黄附子細辛湯+㊺桂枝湯をアツアツのお湯にといて、生姜をすりおろして飲みたい。

Posted by さかざきひろみ at 19時04分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2024年01月21日(日)

血液型を知りたい

時々、「血液型を調べたい」と言われることがある。

昔は、生まれてすぐに赤ちゃんの血液型を教えてもらっていたそうだが、今はそれはない。

血液型というのは、ABO血液型は赤血球の検査(おもて検査)と血清の検査(うら検査)の両方の検査が必要。

表検査は赤血球にある抗原。
裏検査は、血清にある抗体。

生まれてすぐの赤ちゃんは、赤血球表面のA抗原やB抗原の量も少ないケースが多い。
また血清の検査の裏検査ができないし、ママの血清がまぎれこむことがある。

この裏検査がちゃんとできるのは、1歳以上とされているが、大人と同じぐらいになるのは3歳ぐらいともいわれている。

保護者の方は、「いざとういときに血液型を知っておかないと」を言われるのだが、
万が一、緊急輸血が必要な場合、保護者の方が「この子、●型です」と言っても、必ずその医療機関で血液型を調べる。
さらに、血液型が判明しても輸血しても大丈夫かどうか、本人の血液との反応も調べる。

したがって、元気なときに血液型を調べても、医学的には意味がない。血液型占いができるぐらい。

基本的にお子さんは採血が嫌いなので、血液型のためだけに血液検査をするのは、とても可哀そう。
たとえば、なにかの検査をするついでなら検査してもよいかと思う。しかし、血液型検査は保険が効かないので、自費になってしまう。

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Posted by さかざきひろみ at 18時44分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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